「プロペシアを飲み始めてから最初の頃は抜け毛が減ったり、髪の毛の量が増えた感じがしたのに、しばらくしたら効果が感じられなくなった。」とお悩みの方がいるようです。

また、ネット上などで「プロペシアに耐性がある!」と噂にもなっているようです。

そこで今回はこのプロペシアの耐性についてお話ししたいと思います。

薬の耐性って!?

薬の耐性とは、「同じ薬を繰り返し使うことによって、身体が薬に対して抵抗力を持つようになり、薬が効かなくなること。」のことをいいます。

この薬というのは、主に細菌やウイルスなどの病原体を治療する、抗生剤や抗がん剤のことを指します。

 

そして、耐性が生じるかどうかは、その薬の種類によってほとんど決まっています。

また、耐性の生じ方も個人の体質や投与する量によるところもあるので、どのくらいの期間で現れるのかは一概にはいえません。

プロペシアの耐性の真意は!?

プロペシアの耐性について、日本国内で処方されるプロペシアの販売元であるMSD社からの発表はこれまでのところありません。

また、耐性について報告された文献も今のところはありません。

 

そして、国内外で長期にわたる(3~5年)臨床試験も実施されていますが、90%以上の患者さんにおいて耐性はみられなかった。ということです。

プロペシアは薬といっても細菌やウイルスをどうこうするものではなく、作用が違います。

上記のことからみても、プロペシアに耐性があるとは考えにくいです。

なぜプロペシアが効かなくなったという人がいるのか?

そもそもプロペシアは髪の毛の生え変わり(毛周期)を正常なサイクルに戻し、男性ホルモンをDHTに変化されるのを抑制する薬です。

男性の毛周期は通常2~4年ですので、乱れた毛周期を正常化するには長い期間プロペシアを服用する必要があります。

 

プロペシアを飲み始めたころは、抜け毛の量が大幅に減ったり、産毛が生えてきたりするなど、自分で変化を感じやすいと思います。

そのうちに、産毛がしっかりとした毛になっていくと、周りから見ても変化がわかるようになるでしょう。

 

ところが、1年2年と経つうちに最初の頃に見られたような大きな変化がなくなるので、人によっては薬が効かなくなったと感じてしまうのかもしれません。

しかし、目に見えた大きな変化はなくても薬が効いていないわけではないのです。

 

たしかに最初の頃と比べれば、変化を感じられることが少なくなるかもしれませんが、改善された毛が現状維持されていて、薄毛・抜け毛が進行していないのであれば、

プロペシアの効力は続いているといえるのではないでしょうか。

 

プロペシアは長い期間飲み続けている人ほど効果が出ていることがわかっています。

効果が感じられなくなったからといって、自己判断で薬を飲む量を増やしたり、薬を飲むのをやめたりするのはいけません。

心配があればAGAクリニックに相談しましょう。